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「竹とんぼ」小宮楠緒さん講演会を終えて

「子どもの本の店 竹とんぼ」の小宮楠緒さん講演会、11月6日に開催しました。
(広田おはなし会 たねまきこびと主催)
お越しくださった皆さま、小宮さん、本当にありがとうございました。

小宮さんのお話には大変学ぶことが多く
皆さまきっと得るところが沢山あられたのではと思います。
30名以上の方がご参加下さりお部屋は満席に…。
家庭や保育施設、学校などの読み語りの充実に
少しでもつながっていくことを願っていましたので、
予想以上の集まりになり本当にうれしかったです。

至らぬ点が多々あり、特に託児を準備していなかったことは
大変申し訳なく思っております。
お子さまにも、お母さまにとっても辛い状況であり、
周囲の皆さま、講師の小宮さんにとっても
集中できないときがあったことと反省しております。

そして、佐世保市子育て応援アイデア奨励金制度あってこそ
開催することができました。
皆さまに御礼申し上げます。

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「子どもの本屋が答えます!」という演題通り、
前半は事前にいただいたご質問にお答え頂く形になりました。

図書ボランティア活動のヒントや、
36年間で出会った子どもと絵本のエピソードなどは
それぞれの読み語りの場でそのまま活かしていけそうです。

「本は読まなくても生きていけるけど
読んでいたら生きていく力が違ってくる」
というお言葉も印象的でした。

また、
「ただ100冊本を読むよりも、内容のある本を1冊でもじっくり読む方が大切」
だとお話下さいました。
そのためには、子どものすばらしい感性に応えうる本を
子どもの目線、心により近づいて
大人がよくよく探して選んであげなければと感じました。

―――――実は、私がおもちゃについて以前から考えていることも似ています。
1000円のおもちゃが10個あるよりも、高価だけど良質のおもちゃ1個の方が
長い目でみたら子どものためになると思うのです。
子どもに媚びた音や光が出るもの、子どもだましの偽物では
ただそれに反応しているだけで、
自ら本当に主体的に遊んでいるとは言えないのです。

話は講演会に戻りまして、
後半では、同じようなテーマの2冊を読み比べ。
一方の絵本がもう一方の絵本とどうして違うのかを考えました。
「小宮節」!とでも言いたくなるような
熱意あるお話で次第に盛り上がっていきました。

言葉も色使いも刺激的、
寝かしつけなどに便利、という本。
一方で、
作者がちゃんと色使いを分かって描いた、
全くおしつけがましくなく
静かにおわる、リズムがある、という本。
前者に慣れてしまうと後者のような本物の良さが分からなくなってしまう!
ということでした。
それは、きっと多くの家庭で読まれて(使われて)いる本です。
我が家もどーーーしても歯磨きを嫌がる娘に読んだなぁ(笑)。
けれど、その歯磨き本の他には同シリーズに手が伸びなかったのです。
そして、後者の「うさこちゃん」シリーズが絵本にはまった出発点の我が家。
なかなか良い線いってる!??

他にも、色々な読み比べによるご紹介がありました。
実際に読んでもらって耳から聞くと
こんなにおもしろいんだ、違うんだ、
と、気付くことが多かったのではないでしょうか。

さらに詳しい内容を知りたい方は
「家庭文庫はれてもあめでも」か「山と帽子」へどうぞ!
共に、講演会を主催した「広田おはなし会 たねまきこびと」のメンバーです。
お答えできる範囲でお話いたします。